ジグザグの星座

いつも迷って、失敗ばかり。

周りは一直線に進むように見える中、

僕はいつもジグザグ歩き。

ずっと歩みを止めずに歩いてきたけど

ふとよぎってしまった。

「何にも成し遂げられていない」

初めて足を止める。

歩いてきた靴はボロボロで、

その場に屈んでしまった。

あぁ、もうこのまま寝てしまおうかな。

そうすればもう傷つかない。

すっと落とした涙が

宙に落ちて、

光が足元を照らした。

振り向くと

歩いてきた道はいつの間にか、

星座になっていた。

この星座に名前をつけた。

それは僕だけの宝物。